わかりやすい男


栗城史多というソロアルピニストがいる。年は俺の一つ上。
(HP:http://kurikiyama.fc.yahoo.co.jp/index.php
オフィシャルページの動画をしばらく見続けてしまった。
このように、俳優、モデル、スポーツ選手…世間には無数にいい男がいる。
それぞれの生き様を追いかければ、それぞれに固有の魅力があり、
仮に情熱大陸的に密着取材すれば、あっという間に話題になるだろう。


だが、しかしだ。
普通に生きている限りは、魅力を世に知らしめるチャンスは恐らく訪れない。
極端な話他人と同じ様な事をしていては、名前を挙げる事は出来ない。
スタンダードだからだ。そこから抜け出すには、何か注目される指標が必要になる。
別に有名になることが目的ではなく(それ自体にメリットは無い)、
他人との明らかな差別化を計ることで、自分の価値を築くために必要なのだ。


(ウザめな)ロジカルシンキングの本を読めば読む程に、
"わかりやすさ"が生きる上でかなり重要だと気づいた。
戦略にしろ、コンセプトにしろ、わかりにくいものは生き残れないのだ。
例えば、職業にモテ/非モテが存在しているのは、これが原因だろう。
(それに伴う話す力や聴く力も勿論原因ではあるが。)


今年から当面の目標は、わかりやすい男になることである。